日本仲裁人協会とは

日本仲裁人協会は、仲裁・ADRに関して、

  1. 仲裁人、調停人、その他仲裁・ADR関係者の養成・研修、
  2. 法律・実務の研究及びより良い手続の開発、
  3. 実務家、研究者、その他仲裁・ADRに関心を有する者相互の連絡及び協力の促進により、仲裁・ADRの普及・啓発を図ること、

を目的として、2003年10月16日に設立された団体です。本会は、2005年12月5日に社団法人となり、2014年1月6日に公益社団法人となりました。

わが国では、日本商事仲裁協会、日本海運集会所、各弁護士会仲裁センターをはじめとして、多数の仲裁機関・ADR機関が活動を行ってきましたが、近年、仲裁・ADRに対し、より多くの方々が関心を持つようになってきました。

また、仲裁・ADRに係る法令の整備も、2004年3月1日をもってUNCITRAL模範法に準拠した新・仲裁法(平成15年法律第138号)が施行されたのみならず、2007年4月1日にはADRの基本となる「裁判外紛争解決手続の利用の促進に関する法律」(平成16年法律第151号)も施行されています。

このような流れの中で、日本仲裁人協会は、仲裁人・ADRに関心を有する者の間の知識や経験を共有し、人材の育成、研究、普及活動を行う団体として、社会的に有意義な活動を行っていきたいと考えています。