| 会員向けお知らせ
この度、JAA研究委員会では、会員限定行事として、山田文先生(京都大学教授)をお招きし、『UNCITRALにおける商事調停和解の執行に関する検討について』と題して研究講座を開催いたします。
*** 以下、案内文引用 ***
国際商事仲裁と並んで、国際商事調停の利用が増大するのに対応して、その執行力付与が喫緊の課題となっています。UNCITRALでは、すでに「国際商事調停モデル法」が発効していますが、さらにその実効性を確保するために、昨年から執行決定(判決)制度による執行力付与の枠組みを議論しており、日本からは報告者が参加しています。WGも山場にさしかかっており、その検討状況をご紹介したいと思います。御案内のとおり、国内では民間型ADRによるADR和解への執行力付与は立法課題としては見送られたところですが、国際的な需要を踏まえて国内対応も必要になるように思われますし、国際仲裁・ADRの拠点として日本の積極的役割も検討されるべきと思われます。その意味で、今回の枠組みの意義は大きいのですが、調停の柔軟さと執行力は相性が悪いのも確かで、条文化には苦労もしているところです。本研究会では、先生方から、実務的・理論的なご意見を伺いたいと思っています。どうぞ奮ってご参加ください。
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日時
2017年1月24日(火) 18:00~20:00
会場
弁護士会館17階会議室1703
定員
30名(定員に達し次第、受付を締め切ります)
参加料
無料 (会員限定行事)
主催
日本仲裁人協会(JAA)研究委員会
ご案内・参加申込書
添付の申込書にご記入の上、FAXまたはe-mail()でお申し込みください。
» 研究講座「UNCITRALにおける商事調停和解の執行に関する検討について」のお知らせ