| 一般向けお知らせ
本年9月、IBA(国際法曹協会)アジア太平洋地区仲裁グループが日本において仲裁研修のプログラムを実施することになりました。当公益社団法人日本仲裁人協会も、その趣旨に賛同し、これを後援することにしました。
近年、アジア太平洋地区で、国際商事仲裁が隆盛をみていることは周知のとおりです。TPPやFTAの枠組みの下、我が国の企業や企業人も、かつて見られないような速度で国際化を進めていますが、その進出先で多発する紛争の合理的な解決のために、国際的普遍性のある仲裁を機動的に利用することを迫られています。我が国の法曹界も国際的レベルの技術を持った仲裁人材の養成が急務であると言わなければなりません。
IBA/アジア太平洋地区仲裁グループには、日本を含めその発展著しいアジア太平洋地区の仲裁専門家が結集しています。その専門家たちが、挙って来日し、日本の専門家とともに実際的、実務的な研修講座を実施しようというのが今回の研修プログラムです。弁護士・法律家のみならず、国際仲裁の最前線を学んでおこうという企業関係者にも役立つプログラムが組まれています。
そういう観点から、広くこのプログラムを広報する次第です。
2014年6月10日
公益社団法人 日本仲裁人協会
理事長 川村 明
※ 詳細/お申し込みは、下記ウェブサイト及び添付のパンフレットをご覧下さい。
» http://www.ibanet.org/Article/Detail.aspx?ArticleUid=b1e71d3c-d75e-44ec-bcaf-f4dc4e803f6b