本研修は研修義務化対象講座です(2単位)
国際契約において仲裁合意がなされる場面が増えるに従い、国際ビジネス紛争の解決手段として国際商事仲裁が利用される場面が確実に増加しています。一方、とりわけ国際仲裁の経験がない多くの日本企業にとっては、仲裁手続が非公開であるために、実際にどのような形で仲裁の手続が進められるかについてはイメージがつかみにくく、そのため国際商事仲裁への日本企業の対応は、必ずしも十分なものとは言えないのが実情です。
そこで、日本における国際仲裁の第一線で活躍する高取弁護士を講師にお迎えし、裁判と比較して、仲裁では実際にどのような手続進行・運営がなされるのかについて、日本仲裁人協会(JAA)が2013年に海外の著名な仲裁人を招聘して開催した模擬仲裁のビデオの一部(当事者と代理人の打合せの場面)を上映し、合わせてJAAが出版した「国際仲裁教材」(信山社)及び講師が執筆に加わった「国際商事仲裁の法と実務」(丸善雄松堂)を参照しながら、仲裁人の選任、仲裁における文書提出(証拠開示)と文書管理のあり方、仲裁の準拠法などの論点を臨場感をもって解説します。(これらの書籍をお持ちの方は、ご持参いただきますと書籍を参照しながらお聞きいただけます。)
関係者多数ご参加くださいますようご案内申し上げます。
とき
2016年12月5日(月) 15:00~17:00
ところ
大阪弁護士会館 2階 201・202会議室
参加料
無料
定員
150名(先着順)
主催
日本仲裁人協会、日本商事仲裁協会大阪事務所
共催
大阪商工会議所
後援
英国仲裁人協会日本支部(CIArb. Japan Chapter)
プログラム
講演及び質疑応答
テーマ
「模擬国際仲裁ビデオと教材を利用した実践的な解説」
講師
高取 芳宏 弁護士
オリック東京法律事務所・外国法共同事業、日本仲裁人協会常務理事
CIArb(英国仲裁人協会)日本支所共同代表・上級仲裁人
ご案内・参加申込書
下記にご記入の上、FAXまたはe-mailでお申し込みください。
日本商事仲裁協会HP(www.jcaa.or.jp)からもお申し込みいただけます。
» 12月5日(月)〈国際紛争解決セミナー〉ユーザーの視点から見た国際仲裁への実践的対応
- 図書利用カードをご持参ください。
- 入室時、退室時の2回、出席登録が必要です。
- 開始15分以降の入場、研修終了予定時刻前の退場(研修が終了予定時刻前に終了した場合を除く)は、受講としてカウントされませんのでご注意ください。