6月28日(金)(会員限定行事)研究講座「日本における対話促進型同席調停を考える」のお知らせ

会員向けお知らせ


この度、JAA研究委員会では、会員限定行事として、稲葉一人先生(中京大学法科大学院教授)、入江秀晃先生(九州大学法学研究科准教授)をお招きし、『日本における対話促進型同席調停を考える』と題して研究講座を開催いたします。

*** 以下、案内文引用 ***

ADR法成立の2004年前後に最も調停に関心を示したのは司法書士会・行政書士会・土地家屋調査士会等であり、そこでは国際標準の調停(Mediation)への取り組みがあった。その後各士業団体の調停への関心低下傾向はあるが、ここにきて新たに弁護士・会が調停(Mediation)に関心が静かな高まりを見せている。それには、ハーグ条約の批准等の外部要因があり、また、今京都に国際調停センターが設立されたことも背景にあるが、我々は、真の意味で裁判に代わり得る「調停」とはなにかを考えるには、法律家には時間がかかったと好意的に考えている。

講師の稲葉と入江は、2004~2006年に経済産業省で作った調停人育成プログラム作成に関わり、以後、共同ないし単独で日本各地で調停(Mediation)のトレーニングを続けている。また、稲葉は海外でもトレーニングをしている。

そこで、本研究講座では、「対話促進型(Facilitative)」で、「同席」方式を採ると言われている調停(Mediation)を、日本で実施する意味や実現可能性を深く考えることする。

論点は多岐にわたり、抽象的に議論してもかみ合わない恐れがあるので、最初基本的なレクチャーをしたのちに、稲葉から入江に、入江から稲葉にそれぞれ質問をし、これに答えるということで、問題点を立体化させ、その後会場からの質問等に答えたい。

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日時

2019年6月28日(金) 18:00~20:00

会場

弁護士会館17階会議室1704

定員

30名(定員に達し次第、受付を締め切ります)

参加料

無料 (会員限定行事)

主催

日本仲裁人協会(JAA)研究委員会

ご案内・参加申込書

添付の申込書にご記入の上、FAXまたはe-mail(info@arbitrators.jp)でお申し込みください。

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