12月12日(火) 国際仲裁シンポジウム―わが国における国際仲裁の活性化に向けた基盤整備のために―のお知らせ

一般向けお知らせ, 会員向けお知らせ


下記の要領で「国際仲裁シンポジウム―わが国における国際仲裁の活性化に向けた基盤整備のために―」が開催されます。

グローバル化の進展にともない、わが国企業が国際的なビジネス取引や海外への投資に関与することは日常的なものになっております。そしてそれは、わが国企業が国際ビジネス紛争に巻き込まれる可能性を飛躍的に拡大させてしまいました。しかし、国際ビジネス紛争については、複数の国が関与する等の理由により、国家の裁判所による問題の解決は非常に困難です。

そこで世界的に活用されているのが、「国際仲裁」という制度です。もっとも、欧米企業に比べると、わが国企業による国際仲裁への理解や実際の活用は、まだまだ遅れていると言わざるを得ません。それは、国際ビジネス紛争が発生した段階で、相手方たる外国企業に比して、不利な条件で戦わざるを得ないということも意味してしまいます。

そうしたわが国の問題状況に鑑み、わが国政府は、本年6月に閣議決定された「経済財政運営と改革の基本方針2017(骨太の方針)」において、「国際仲裁の活性化に向けた基盤整備のための取組」が、今後のわが国の重要な政策の一つとなることを明示しました。またそれを受けて、本年9月には「国際仲裁の活性化に向けた関係府省連絡会議」が開催されるに至っており、わが国における国際仲裁の活性化のための様々な施策が具体的に進められようとしています。

本シンポジウムでは、国際ビジネス紛争の解決において国際仲裁が有効なのは何故なのか、わが国を含めた各国政府が各々の国における仲裁振興に力を注いでいるのは何故なのか、具体的な施策としてはどのようなものがあり得るのか等につき、専門家による解説がわかりやすくなされる予定です。

わが国企業のこれからの国際競争力に大きく影響を与える国際仲裁とその活性化策についての一層の理解のために、是非、奮ってご参加ください。

主催

(公社)日本仲裁人協会、日本弁護士連合会、東京弁護士会、第一東京弁護士会、第二東京弁護士会

後援

法務省、経済産業省、一般社団法人日本経済団体連合会、公益社団法人経済同友会、一般社団法人日本商事仲裁協会、国際商業会議所日本委員会、一般社団法人日本海運集会所、公益財団法人日本スポーツ仲裁機構、日本組織内弁護士協会、日露法律家協会、CIArb. Japan Capter

日時

2017年12月12日(火) 13:15-16:45(13:00開場・受付開始)

場所

ベルサール六本木コンファレンスセンター
〒106-0032東京都港区六本木3-2-1住友不動産六本木グランドタワー9階
Tel: 03-5545-1722 (南北線「六本木一丁目駅」直結)
https://www.bellesalle.co.jp/shisetsu/roppongi/bs_roppongi_cc/access

 

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