「調停人(メディエーター)養成講座・中級編(2010年度企画)」

一般向けお知らせ, 会員向けお知らせ


社団法人 日本仲裁人協会
「調停人(メディエーター)養成講座・中級編(2010年度企画)」

趣旨:当事者の納得を得られる良い紛争解決として調停(メディエーション) を進めるための方法を体得することを目的とし、調停人(メディエーター)養成講座・中級編(3日間)を企画します。
アメリカの調停トレーニングを参考にした「経済産業省・調停人養成教材2006年版」を基礎としつつ、わが国での民間型のADR活動の実際を踏まえ改善された教材を使用します。講義やロールプレイに加え、実事例を用いたディスカッションを行い、紛争解決に実際に役に立つ・身につくスキルとは何かを考えます。

対象:ADR(裁判外紛争解決(調停、あっせんなど、和解))の仲介を進める技法を体系的に学びたい方、会社内におけるトラブルの解決等の技術を体系的に学びたい方
(本講座は、当会が2010年7月17日~19日に開催する調停人養成講座基礎編(「基礎編」)の上級講座となりますが、特段の資格は必要としません。基礎編を受講していない方も受講可能です)

例1)企業法務・人事などで、社内のトラブルの解決にあたっている方
例2)司法書士、行政書士、社労士などでADRに関心のある方
例3)ADR法上の認証機関で調停人候補者となる可能性のある方
例4)裁判所の調停委員で、同席を主体とする調停技法を体系的に学びたい方
例5)医療関係者等で、メディエーション技法を学びたい方
例6)弁護士、ロースクール教員等でADRの教え方を知りたい方
例7)カウンセラー、コーチなどで葛藤や紛争の扱い方を学びたい方

講師:
稲葉一人(元大阪地方裁判所判事、中京大学法科大学院教授)
入江秀晃(東京大学情報学環特任研究員、早稲田大学紛争交渉研究所客員研究員)
大村扶美枝(弁護士・松村国際法律事務所)

日程(予定):
2010年9月18日(土)-9月20日(月・祝)10時00分-17時00分(休憩等を含む)

場所: 飯田橋レインボービル2階2A会議室 (http://www.ienohikariss.co.jp/bld/)

受講料:5万円(資料代を含む) 但し、日本仲裁人協会会員は4万円

定員: 先着24名(定員に達し次第、受付を締め切ります)

申込み締め切り: 2010年8月17日(火)

注意事項:お申込者が開講に必要な人数に達しない場合は、本講座を中止とさせていただく場合がございます。中止の場合は、FAXまたはeメールで連絡致しますが、本講座を中止させていただく場合は、2010年8月18日頃、当協会HP(https://arbitrators.jp/)に掲載いたしますので、ご確認いただけますよう、宜しくお願いいたします。

主催:社団法人日本仲裁人協会

問合先:〒100-0013東京都千代田区霞が関1-1-3日本仲裁人協会事務局(担当:福島)
電話03-3580-9870/FAX 03-3580-9899

注:第二東京弁護士会の会員の方へ:この団体は、第二東京弁護士会継続研修実施団体として認定を受けています。この研修を受講すると、外部研修として18単位が認められます。

内容:(進行内容は変更の可能性があります)

1日目

  • 基礎編復習
  • 難しい場面
  • 調停ロールプレイ1

2日目

  • 合意文書作成
  • 同席と別席
  • 調停ロールプレイ2

3日目

  • 相手方当事者の呼出(応諾要請)
  • 調停ロールプレイ3
[1] 当講座において、調停(メディエーション)とは、アメリカのmediationに倣って、紛争の仲介に立つ者(調停人、メディエーター)が、話し合いの中で、当事者による自主交渉を援助し、当事者による自主的紛争解決を促進する役割を果たし、当事者の本音による解決を目指すものを指します。

» choteinin_middle_2010