4月5日(金)「国際商事紛争の解決に対する現代的課題」「国際紛争解決における金融・知財法の現代的課題」のご案内

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科学技術の進歩とそれに伴う経済・社会のグローバル化は、商取引・金融取引を規律していた従来型の法概念・法規範に対して新たな課題を生じさせています。このシンポジウムは、国際的に活躍している実務家と研究者が一同に会し、このような現代的課題の内容を明らかにし、それに対する解答を探ろうとするものです。最新の技術が惹起する国際的な法律問題に関心をお持ちの皆様の参加をお待ちしております。

*庁舎管理の都合上、事前お申し込みのない方の入館が出来ません。必ず事前申込みをお願いいたします。

日時

2019年4月5日(金)

午前の部 午前9時30分~12時40分「国際商事紛争の解決に対する現代的課題」
午後の部 午後2時30分~午後4時15分「国際紛争解決における金融・知財法の現代的課題」

主催

香港城市大学(商事・海事法研究センター)・同志社大学(国際取引・国際法務研究センター)

共催

公益社団法人日本仲裁人協会関西支部

後援

一般社団法人日本国際紛争解決センター

場所

大阪中之島合同庁舎2階国際会議室(JIDRC)

講師

午前の部「国際商事紛争の解決に対する現代的課題」(午前9時30分~12時40分)

  1. 小原淳見弁護士(長島・大野常松法律事務所パートナー、ICC国際仲裁裁判所副所長)
    「国際仲裁はなお次世の主たる紛争解決方法であり得るか」
  2. Haig Oghigian弁護士(Senior Counsel, Squire Patton Boggs, Tokyo)
    「新たな紛争解決の考え:調停・仲裁の複合」
  3. 高橋宏司教授(同志社大学)
    「仲裁裁量の限界としての適正手続:日本からの視点」
  4. 金山直樹教授(慶応義塾大学)
    「国際公序による仲裁判断への裁判所の規制:汚職の事案を例に」
  5. Mikis Tsimplis教授(香港城市大学)
    「海事法特権と紛争解決:調停における責任制限、時効および船舶差押えに関する国際的な法相違の調整」

午後の部「国際紛争解決における金融・知財法の現代的課題」(午後2時30分~午後4時15分)

  1. Alexander Loke教授(香港城市大学法学部、香港商事海事法研究センター長)
    「金融サービス契約に関する新規範の契機としての国際金融危機」
  2. Kelvin Low教授(香港城市大学法学部)
    「財産権としての仮想通貨――比較法的な検討」
  3. He Tianxiang博士(香港城市大学法学部、早稲田大学知的財産法制研究センター前客員研究員)
    「AIによる作品と著作物性――比較法的な検討」

参加申込書

» 午前の部「国際商事紛争の解決に対する現代的課題」
» 午後の部「国際紛争解決における金融・知財法の現代的課題」