日本仲裁人協会では、2014年4月1日、ハーグ条約及び関連国内法令が発効されたことを受け、国際的な子の連れ去り問題を友好的に解決するためにADR制度の活用を推進すべく、2013年より「国際家事調停人養成講座」を開催してきました。今年も10月に同様の研修を開催いたしますので、以下にご案内申し上げます。
長年にわたりニューヨーク市ブルックリンで調停人を務められた元九州大学大学院教授レビン小林久子先生監修のもと、講師アシスタントが講義を担当します。
本年度の研修は、昨年と同じく研修期間は3日間となります。1日目は日本語で紛争解決理論の解説が行なわれます。また、調停人としての最初の挨拶部分を日本語又は英語で練習します。2日目からは調停技法の練習とロールプレイを行ないますが、参加者には、ロールプレイごとに、英語か日本語を選択していただきますので、英語には自信がない方でもマイペースで参加して頂くことができます。ここで学んで頂いた英語・日本語による調停技法は、相談業務にも大いに役立ちます。
また、2日目の夜には、講師を囲んでの懇親会を予定しております。国際家事事件に関する情報交換やネットワーク作りの機会としてご利用ください。
ハーグ条約案件に限らず、国際家事調停や英語での調停に関心をお持ちの会員の皆様におかれましては、奮ってご参加ください。
主催
公益社団法人日本仲裁人協会
後援
大阪弁護士会、公益社団法人民間総合調整センター
日時・場所
2017年
10月27日(金) 午前11時~午後7時 大阪弁護士会館 会議室
10月28日(土) 午前9時半~午後4時45分 大阪弁護士会館 会議室
10月29日(日) 午前9時半~午後4時30分 エルおおさか6階研修室
講師
元九州大学大学院教授・日本仲裁人協会前理事 レビン小林久子
講師アシスタント
日本仲裁人協会理事・弁護士 黒田 愛、弁護士 高瀬朋子、弁護士 西原和彦
米国カリフォルニア州弁護士 ニコラス・R・ジェソン
参加料
3日間コース 1人3万円(日本仲裁人協会会員2万円/学生15,000円)
2日間コース 1人2万円(日本仲裁人協会会員1万円/学生7,500円)(2日間コースは、過去の参加者のみ選択可能)
(送金先は参加者確定後追ってご連絡します。)
ご案内・回答書
※参加申込者が27名に満たない場合は取消又は延期がありえます。
※参加申込者が33名に達し次第、申込みを締め切らせて頂きます。
» 10月27日(金)〜29日(日)〈ハーグ条約セミナー〉英語による国際家事調停人養成研修