公益社団法人 日本仲裁人協会 主催
“当事者自身の力を引き出して解決する技術を体得”
調停人(メディエーター)養成講座 2020年度企画
基礎編(オンライン版)
当事者の納得を得られる良い調停を進めるための方法を体得することを目的とし、調停人養成講座(2日間)の開催を企画します。実務的な調停技術、調停理論をより深く考える内容です。講義、ワーク、ディスカッション、ロールプレイ等を通じて、調停の技法を学びます。
対象
調停、あっせんなど、和解の仲介を進める技法を体系的に学びたい方
(特段の資格は必要としません。)
例1)裁判所調停委員、民間調停等で調停人をされている方
例2)企業法務・人事などで、社内のトラブルの解決にあたっている方
例3)弁護士、司法書士、行政書士、社労士などでADRに関心のある方
例4)ADR法上の認証機関で調停人候補者となる可能性のある方
例5)医療関係者等で、メディエーション技法を学びたい方
例6)弁護士、ロースクール教員等でADRの教え方を知りたい方
例7)カウンセラー、コーチなどで葛藤や紛争の扱い方を学びたい方
日時
2021年1月16日(土)、2021年1月23日(土)
時間:いずれも9時30分~17時30分
お昼休みとして1時間は予定していいます(12時30分ころを予定)
その他、講義の途中に休憩時間を取らせていただく予定です。
※本年度は各開催日までに30分程度の事前予習の動画を見てきていただき参加いただく予定です。
(YouTubeにおいて限定公開の形で配信する予定です。)
会場
ZOOMを用いたオンラインでの開催
※接続情報はいただいたメールアドレスにご連絡させていただきます。
講師
稲葉一人(元大阪地方裁判所判事・中京大学法務総合教育研究機構教授)
入江秀晃(九州大学大学院法学研究院・法科大学院准教授(紛争管理論))
齋藤宙治(東京大学大学院法学政治学研究科・特任講師)
定員
24名(先着順で定員に達し次第、受付を締め切ります)
受講料
3万5000円
ただし、日本仲裁人協会会員は3万円
プログラム
(進行内容は変更の可能性があります)
1日目(1月16日)
- 導入
- 交渉を試みる
- 調停を見る(具体事例の実演から学ぶ)
2日目(1月23日)
- 調停をはじめる-いかに土俵をつくるか
- 調停を拡げる-傾聴スキルを身に付ける
- 調停ロールプレイ
留意事項
- 本講座の復習等、私的な利用に留まる限り、本講座の板書・ホワイトボード・授業風景等のカメラ撮影(静止画・スクリーンショット)は可能です。もっとも、受講者を撮影する場合は被撮影者の同意を得るようご留意下さい。また、本講座の録音・録画はご遠慮下さい。
- 参加者の方々には、講座の間、Zoomのミーティングに動画・音声付きで参加していただくことが可能なネットワーク環境をご準備いただく必要があります。
- 本講座では、参加者の方々に調停技法のワークや調停や交渉のロールプレイに実際に参加していただきます。そのため、講座の開催当日は、ウェブカメラやマイクをご準備いただいた上で、参加者の方々自身がウェブカメラ等で写り、音声のやりとり、文字の書き込みをリアルタイムに行うことができる環境でご参加ください。
- 資料等は、講座の当日等に、講座の中で順にZoomのチャット機能等によって配布する予定です。印刷した資料が手元に必要な場合には、資料を印刷できる環境でご参加ください。
- YouTubeに配信する事前予習用の動画は、講座終了後、一定の期間に限って、閲覧できる予定です(一定期間後は、配信を停止する予定です)。
- 参加者の皆様のネットワーク環境等の不具合で講座に参加できなくなった場合についても、参加費用の返金等には応じられませんので、あらかじめご了承ください。また、講座当日にネットワーク環境の技術的サポートは、当協会側で行うことはできませんので、あらかじめご了解ください。
- 講座の開催前にZoom等への接続テストの機会を設ける予定です。ネットワークの接続環境に不安がある参加者の方は、申込み時に申込書によって申し出てください。
- 受講料のお振込み方法につきましては、お申込みの後、お申込者が開講の人数に達したことを確認次第、別途Eメール等で当協会よりご連絡いたします。Eメール等にて指定させていただいた銀行口座に、受講料をお振り込み下さい。受講料全額のお振込みをもって、申込手続完了となりますので、ご注意ください。
- 開講決定後のキャンセルには応じかねますので、ご了承下さい。
- キャンセルにつきましては、返金の振込手数料をご負担いただきますので、ご了承下さい。
2021年度の調停人養成講座(予定)
基礎編の内容や理解を深める「中級編」は2021年度に開催を予定しています。
2021年度の調停人養成講座は、現時点で以下の予定です。
プログラム・申込方法等の詳細は、決定次第、当協会HP上等でご案内いたします。
オンラインでの開催となることや日時が変更になる可能性があります。
基礎編(2021年度)
- 日時:2021年6月12日(土)、13日(日)
- 場所:飯田橋レインボービル 会議室
- 講師:
稲葉一人(元大阪地方裁判所判事・中京大学法務総合教育研究機構教授)
入江秀晃(九州大学大学院法学研究院・法科大学院准教授(紛争管理論))
齋藤宙治(東京大学大学院法学政治学研究科・特任講師) - プログラム(案)
※今回の開催する基礎編に相当する内容を予定します。
1日目 交渉を見る、
2日目 はじめのあいさつ、傾聴、調停ロールプレイ
中級編(2021年度)
- 日時:2021年10月23日(土)、24日(日)
- 場所:飯田橋レインボービル 会議室
- 講師:
稲葉一人(元大阪地方裁判所判事・中京大学法務総合教育研究機構教授)
入江秀晃(九州大学大学院法学研究院・法科大学院准教授(紛争管理論))
齋藤宙治(東京大学大学院法学政治学研究科・特任講師) - プログラム(案)
1日目 課題の特定・選択肢の開発・調停ロールプレイ
2日目 調停ロールプレイなど
過去の受講者の声
- ロールプレイで調停人をやった際、自分の思い描いている姿と、他人から見た姿のギャップに改めておどろきました。
- 進行のテンポ、メリハリ、間合い、受講生の巻き込み方、ユーモアあり…ファシリテーターとしてのあるべき姿も、とても勉強になりました。
- 「相談」「調停」の具体的手法が特に有意義でした。各講師のレクチャーとも高レベルかつ平易で優れていると思います。
- 今回再度受講して、ポイントを取り出して、じっくり、ワークとともに研修できたことで、無理をして参加してよかったと思った。
- 何度繰り返しても新たな発見があります。
- 業種の違いや経験の有無等により、新たな学びが出来ました。
- 生のデモを見られたこと。自らも体験できたこと。
- すべてが新鮮な話でした。
- 調停人の役割を再認識できました。
- 昨年と全くといってよい程ちがう内容で驚きました。レベルが高いと思います。
- ロールプレイを通じて相談者の気持ちを疑似体験することができました。
- 様々な交渉上のテクニック(言い換え、抽象のはしご)が学べた。向上心のある様々な職種の方に出会えるのもよい。
- 裁判所では学べないことを学ばせていただきました。
- 「課題の特定」という難しいテーマについて理解を深めることができた。
- ロールプレイで実際の調停のイメージが湧いた。
- 知的好奇心を刺激する要素が満載。
- だんだん分かってきた気がする。出来るかどうかは別として。
問合わせ
〒100-0013東京都千代田区霞が関1-1-3
(公社)日本仲裁人協会事務局(担当 近藤)
電話03-3580-9870/FAX 03-3580-9851
申込方法
添付の申込書を提出してお申し込み下さい。
申込締切日: 2020年12月23日(水)
» 2020年度 調停人養成講座基礎編(オンライン版) Word | PDF
注意事項
申込書を提出いただいたら、当協会事務局より、2・3営業日中に申込書の受領確認をEメールにてさせていただきます。
申込締切日までに、お申込者が開講に必要な人数に達しない場合は、本講座の開催を中止させていただく場合がございます。中止の場合は、当協会から、2020年12月24日(木)以降にEメールで個別に連絡差し上げます。また、開催するか否かについては、2020年12月24日(木)以降に、当協会HPにも掲載いたしますので、ご確認いただきますようお願い申し上げます。
※12月23日までに最少催行人数に達し開講が決定すれば、申込期間を1月上旬まで延長する予定です。