日時
Day 1: 2020年9月25日(金) 午後5時〜午後6時30分
Day 2: 2020年10月2日(金) 午後5時〜午後6時30分
開催方式
Zoom によるウェビナーの参加登録はこちら。
https://www.jcaa.or.jp/seminar/seminar.php?mode=show&seq=32&area=4
なお、Day 1の講義の録画映像(英語・同時通訳なし)は、Day 2の申込者に対して期間限定で公開します。
言語
英語・日本語(日⇔英の同時通訳つき)
概要
新型コロナウィルスの蔓延は、多くの企業に甚大な影響をもたらし、国際ビジネスに伴う不確実性を強く印象づけました。しかし、国際化が後戻りをすることはありません。企業が、現在、そしてこれからの予測困難な時代に世界の大海原で舵取りをするためには、状況に即応できる柔軟かつスピード感のある実効的な紛争解決手段が不可欠です。そのようなニーズを踏まえて、アフターコロナの国際的な紛争解決手段として注目が集まっている国際調停をご紹介するオンライン・セミナーを、Day 1とDay 2の計2回に分けてお届けします。
Day 1では、世界的に著名な国際調停人であり、Centre for Effective Dispute Resolution (CEDR) Asia PacificのManaging Director及び世界銀行・国際連合の調停人(アジア地域)を務めているDanny McFadden氏をお招きし、自身の経験談や実際の事例を交えながら、国際調停の基本と有用性を分かりやすく解説いただきます。
Day 2では、McFadden 氏に加え、国際調停の経験が豊富な国内外の専門家・実務家を交えて、企業、調停人、代理人のそれぞれの立場から、国際調停が持つ可能性についてパネル・ディスカッションを行います。
Day 1
2020年9月25日(金) 午後5時〜午後6時30分
開会の挨拶
二瓶 ひろ子(日本商事仲裁協会・仲裁ADR広報担当、弁護士)
講演
Danny McFadden(CEDR Asia Pacific・Managing Director、国際調停人)
主なトピック
- 国際調停の基礎知識
- 海外における国際調停の利用状況
- 実際の国際調停事件を用いたケース・スタディー
- 閉会の挨拶
- 岡田 春夫(京都国際調停センター・センター長、弁護士)
Day 2
2020年10月2日(金) 午後5時〜午後6時30分
開会の挨拶
二瓶 ひろ子(日本商事仲裁協会・仲裁ADR広報担当、弁護士)
パネル・ディスカッション
モデレーター
岡田 春夫、二瓶 ひろ子
パネリスト
Danny McFadden
小倉 隆(同志社大学・教授、元大成建設株式会社・法務部次長)
James Claxton(立教大学・教授、独立調停人・仲裁人)
茂木 鉄平(大江橋法律事務所・パートナー)
前田 葉子(シティユーワ法律事務所・パートナー)
主なトピック
- 国際調停のメリット
- 海外における国際調停の活用状況
- 国内調停(裁判所調停を含む)と国際調停の違い
- 日本企業による国際調停の経験談
- 優れた調停人としての重要な資質
- 国際調停の準備に際して注意すべき点
- 国際調停の様々な使い方
閉会の挨拶
岡田 春夫(京都国際調停センター・センター長、弁護士)